親知らずを抜く前にお読みください。

どんなふうに治る?どんなふうに抜く?

Q.親知らずの抜歯は腫れたりするっていいますよね?

どうして他の歯にくらべてたいへんなのでしょう?

A.骨の中に埋まっている部分が多いので、あごの骨を削って頭を出して抜かなければならないからです。

その点がほかの歯の抜歯とは決定的にちがうところです。

小さな手術を受けるのだと思っていただくとよいかもしれません。

こんなふうに治ります

骨からジワジワと血が染み出て溜まります。
血が溜まって血餅(ゼリー状)になり、むき出しの骨を守ります。
むき出しの骨を守る血餅が取れて「ドライソケット」になるととても痛いです。当日はうがいを避け、口に水を含む程度に。舌で触るのは厳禁です。
穴の上が粘膜でふさがり、下からは新しい骨ができていきます。
まだ骨は軟らかいですが、増えた骨で穴がふさがります。

こんなふうに抜歯します

歯ぐきを切開し、親知らずを抜くときの妨げになる骨を最小限削ります。
歯を削るバーで親知らずの頭を削って分割します。

歯根を揺すって親知らずを脱臼させ、そっと引っ張り出します。
炎症で汚れた組織を除去し、洗浄して縫合し、治療修了です(縫合しない場合もあります)

前の記事

7月休診日のお知らせ

次の記事

8月休診日のお知らせ