ストップ・ザ・酸蝕症②
CASE1 逆流性食道炎で酸蝕症に。
30代男性。冷水痛と奥歯の噛みにくさで来院しました。逆流性食道炎の治療中で、胃酸によって歯の裏側がスプーン状に溶け、奥歯もすっかり丸くなっています。重篤な酸蝕症です。胃酸は強酸性なので、酸蝕症の進行が早く、重篤化しやすいです。
CASE2 嘔吐の繰り返しで酸蝕症に。
学校の歯科検診で出会った小学2年生のお子さん。むし歯はなく中はきれいですが、嘔吐を繰り返している内に酸蝕症になっていました。
胃酸に溶けて柔らかくなった前歯が咬耗してなくなり、奥歯でも酸蝕症が進んでいて溝が消えています。
酸蝕症になる原因を知って大切な歯を守っていきましょう!